2・3歳馬情報

[ HOME日記TOP記事検索携帯用URL管理用 ]
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      


2016/12/22(Thu) 06:17 ジュエラーの全弟・ハリーレガシーが松若騎手でデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆ファヴォーラ(牝、父Frankel、母グッドウッドマーチ、栗東・藤原英昭厩舎)

 本馬が当欄に登場するのは2回目。今開催1週目の阪神芝1400m(牝)でのデビュー予定をお伝えしていたが、1頭の除外にあたってしまい、ここまでデビューを延期した形。その時にもお伝えしたが、Frankel産駒は大活躍。ソウルスターリングが阪神JFを勝ち、ミスエルテは牝馬にも関わらず、牡馬混合の朝日杯FSで1番人気の支持を集めた。自然とこの馬に対する注目度も高まってくる。

 1週目の時点ですでに動ける態勢は整っていたが、そこからの微調整も抜かりなし。12月15日のCWでメイズオブオナーを追走する併せ馬では、レースでも騎乗する川田将雅騎手が跨って、きっちり先着。5F68.1秒は遅いが、3F37.8秒、1F12.0秒は新馬としては優秀。予定されている12月25日(日)阪神芝1600mでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみ。

◆ホワイトドラゴン(牡、父Cowboy Cal、母Spot of Beauty、栗東・鮫島一歩厩舎)

 白毛ということもあって、入厩時から注目を集めている外国産馬。日本で走った父産駒はダート1200mで3勝を挙げたシャラクなどがいる。本馬を担当する松浦良幸調教助手は「ストライドが大きくて、芝でもやれそう」とコメント。ちなみにデビュー戦は12月23日(祝・金)阪神芝2000mを予定している。

 12月8日のCWでは新馬ハギノアレスと併せて遅れてしまったが、全体が6F83.0秒、終いは1F12.7秒と悪くない数字。12月15日も同じ組み合わせでCWの併せ馬だったが、時計がかなり遅くなったとはいえ、動き自体はかなり素軽くなっていた。初戦からという雰囲気ではないものの、追うごとに良化している様子からも今週の最終追い切りで更に動ける状態になるのではないだろうか。

◆スマートレイチェル(牝、父キングカメハメハ、母ショウナンアクト、栗東・西園正都厩舎)

 全兄オルナはダート中距離で3勝。おじのダテノハクトラもダートで4勝を挙げているダート血統。

 10月13日にゲート試験を合格。「試験でのラップは12秒台。楽に出た時計なので、ダッシュ力は十分」と西園正都調教師。12月14日の坂路追い切りでは2歳未勝利に先着。その時計は4F54.3秒と全体は遅いものの、2F24.8秒、1F12.2秒はかなり優秀。母はダート1400m以下で4勝を挙げているだけに、そのスピードはきっちりと伝わっているのかも知れない。12月24日(土)阪神ダート1400mを武豊騎手でデビューする予定となっている。

◆ハリーレガシー(牡、父ヴィクトワールピサ、母バルドウィナ、栗東・音無秀孝厩舎)

 全姉は今年の桜花賞を制したジュエラー。性別が違うこともあってか「全弟といっても体型は全く違いますね。肢が短めで幅のある体型。距離適性は姉以上に短いかも」と音無秀孝調教師。

 ただ個人的には坂路での追い切りであまり速い時計が出ず、体型ほど距離適性が短いように思えなかった。そんな中、12月14日のCW追い切りで速い時計をマーク。3頭併せの真ん中だったが、しっかりと動けており6F82.4秒。終いは時計を要したが、無理しなかった分もあるので内容は悪くない。このひと追いで中身が変わってくる可能性もあり、最終追い切りの動き次第では、12月25日(日)阪神芝1600mでの走りが楽しみになってくる。なお鞍上は松若風馬騎手が予定されている。

【美浦】
◆アニマルインミー(牡、父Run Away and Hide、母I Saw It、美浦・小島茂之厩舎)

 バレッツセレクト2歳セールに上場され、5万7000ドルで落札された。父はアメリカのダートで3戦3勝(うち重賞2勝)。一族からはエイシンキャメロン(重賞2勝、朝日杯3歳S2着)やアルマエルナト(ファルコンS3着)が出ている。

 自ら調教に騎乗している小島茂之調教師は「立派な馬格でパワフルだし、いかにもダートの短距離向きというタイプ。初戦から楽しみにしています」と好感触だ。12月25日、中山のダート1200mをM・デムーロ騎手で予定している。

◆ケイパーストーリー(牡、父Dubawi、母Karen's Caper、美浦・藤沢和雄厩舎)

 父は愛2000ギニー、ジャックルマロマ賞など愛仏でGIを3勝。母は英米で芝の重賞を3勝、英GIコロネーションS2着の活躍馬。異父兄にUAE2000ギニーを勝ったKingletがいる。

「いい馬っぷりをしているし、稽古では古馬と併せても一緒に動けているぐらい。じっくりと乗り込んで順調に来ているし、いいところがありそうだよ」と藤沢和雄調教師。12月25日、中山の芝2000mを戸崎圭太騎手で予定している。

◆フライベルク(牡、父ディープインパクト、母フラニーフロイド、美浦・木村哲也厩舎)

 母は米GIプライオリスSの勝ち馬。現3歳の全姉プラトリーナは5戦目で勝ち上がっている。

「小柄な姉とは違い、ゴツさのある体つきに出た。気性的にはカッとなりそうなところもあるけど、スピードに乗ってからのフットワークがいい。いかにもディープインパクト産駒らしいタイプ。いいモノを持っていることは間違いないし、先を見据えて大事に育てていきたいですね」と木村哲也調教師。12月25日、中山の芝2000mをC・ルメール騎手で予定している。

◆ブロードアリュール(牡、父ゴールドアリュール、母ブロードアピール、美浦・尾関知人厩舎)

 米国産の母は芝、ダートを問わずに短距離路線の重賞で6勝した。姪にテンダリーヴォイス(フェアリーS3着)やプロレタリアト(現オープン)がいる。

「気持ちがカッとなりやすいけど、だいぶ慣れてきた感じ。気のいいタイプでスピードもありそうだし、1週前の追い切りでは動きすぎかと思うぐらいの動きでした。この血統だし、まずはダートの短い距離で見てみたいですね」と尾関知人調教師。12月25日、中山のダート1200mをC・ルメール騎手で予定している。




2016/11/15(Tue) 05:39 カレンチャンの全妹・カレンカカが川田騎手でデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆カレンカカ(牡、父クロフネ、母スプリングチケット、栗東・安田隆行厩舎)

 全姉は2011年スプリンターズS、2012年高松宮記念を制したカレンチャン。カレンシェリーメイ、ブランカといった父がディープインパクトの半姉も管理した安田隆行調教師は「サンデー系の血が入ると気性が激しくなって、体の小さな馬になりますね。今度は全弟なので、馬体は入厩してきた時に500キロを超えていて大きい」とのこと。市場取引馬で、2014年セレクトセール当歳、7000万円にて落札されている。

 11月3日の坂路では4F52.5秒と全体は速い時計をマークしたものの、ラスト1Fは13.5秒。「ストライドの大きな馬で、坂路ではそれほど動けないですね」と追い切り内容を評価していた同師。そんなこともあり、11月10日はCWでレースで騎乗予定の川田将雅騎手が跨っての追い切り。サトノバリアントを追走したが、内からきっちり先着。時計は6F82.3秒、1F12.3秒と優秀な数字。デビュー戦は11月19日(土)京都芝1800mを予定しているが、この距離が合いそうなフットワークであることは、10日の追い切りで確認できた。

◆ポポカテペトル(牡、父ディープインパクト、母ミスパスカリ、栗東・友道康夫厩舎)

 全兄に同厩舎で管理され、ダートで2勝を挙げたハワイアンソルトと今年のスプリングSを勝ったマウントロブソン(美浦・堀宣行厩舎)の2頭がいるが「タイプはマウントロブソンに似ている」と友道康夫調教師。

 10月7日にゲート試験に合格した後、CWで追い切られていたが、その動きはまだまだ鈍さを感じるものだった。しかし、11月3日の追い切りあたりから少し動くようになり、10日の3頭併せでは真ん中からしっかりと伸びて6F85.4秒、1F12.4秒。このひと追いで完全に動けるようになったのか、13日の坂路ではラスト1F12.5秒と1週前の坂路追い切りに比べると終いがしっかりしてきた。11月20日(日)京都芝2000mをR.ムーア騎手でデビューする予定となっている。

◆ディライトラッシュ(牡、父パーソナルラッシュ、母チャランダ、栗東・西園正都厩舎)

 パーソナルラッシュ産駒は中央ダートで4勝を挙げたスマートアレンジなど、ダートで活躍する馬が多いが、本馬も11月19日(土)京都ダート1200mでのデビューを予定。2016年北海道トレーニングセールにて、710万円で落札されたこともあり「さすがトレーニングセール出身という動きを見せてくれている」と西園正都調教師も手応えを感じている。

 11月9日のCWではレースでも騎乗予定の藤岡康太騎手が跨ってフィールドステイに先行する併せ馬。最後まで追い抜かれることなくゴールして、時計は6F82.3秒と優秀。スタートさえ決めることができれば、そのまま押し切れるだけのスピードは追い切りから示しているといった感じがする。 

◆シシャモムスメ(牝、父バトルプラン、母シシャモチャン、栗東・松永昌博厩舎)

 バトルプラン産駒は今年のサウジアラビアロイヤルカップでブレスジャーニーが重賞勝ち。母は現役時代に同厩舎で管理されており、厩舎ゆかりの血統。ちなみに母は現役時代に芝1200mで3勝を挙げている。

 本馬について「芝向きのスピードがありますね。母によく似ています。11/9の坂路では4F54秒を切ってきたので、動きとしては上々。もう少し終いの時計も詰めてくれば」と松永昌博調教師。今週の追い切りで動ければ、11月20日(日)京都芝1200mを森一馬騎手でデビューする予定となっている。

【美浦】
◆クープデュモンド(牡、父ステイゴールド、母クリームオンリー、美浦・戸田博文厩舎)

 異父兄に現3勝、東スポ杯2歳S3着のソールインパクト(父ディープインパクト)がいる。ソエが出たために牧場で仕上げ直す形になったが、再入厩後は順調。11月10日にはウッドチップコースで追われ、併せたヘヴントゥナイトに先着した。

「夏前は立ち上がったりして気の悪さを見せていたけど、速いところにいけば集中して走れています。いいバネがありそうですね」と吉田豊騎手。11月19日、東京の芝1800mを予定している。

◆ジュリエットベール(牝、父ヴィクトワールピサ、母マリアロワイヤル、美浦・尾関知人厩舎)

 Montjeu産駒の母は仏GIIの勝っており、ロイヤルオーク賞4着、バーデン大賞典4着などGIでも入着している。11月10日にはスプリンターズSの勝ち馬レッドファルクスを追走する形で追われ、しっかりと食らいついた。

「ちょっとテンションの高さがあるけど、仕上がり自体は早そう。稽古の動きもいいし、能力は高そうです」と尾関知人調教師。11月20日、東京の芝1600m(牝馬)を勝浦正樹騎手で予定している。

◆ビジューブランシュ(牝、父Hansen、母Bijoux Miss、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)

 父はTapitの直仔。現役時代は米GI・BCジュヴェナイルを勝っており、2011年のエクリプス賞2歳牡馬チャンピオンに選出された。JRAに登録されている産駒は2頭がデビューしており、ブランエクラが初戦で勝ち上がっている。本馬はセントウルS、北九州記念を制したリトルゲルダの異父妹。

「稽古ではデビュー勝ちした相手(ディアパヴォーネ)より、手応え良く動けているからね。いいところがありそう」と二ノ宮敬宇調教師。11月19日、東京のダート1400mを蛯名正義騎手で予定している。

◆ルレシャンテ(牝、父ヴィクトワールピサ、母トレアンサンブル、美浦・手塚貴久厩舎)

 ダイナアクトレス(1987、88年のJRA賞最優秀古馬牝馬)の孫にあたる。伯父にステージチャンプ(重賞2勝)、伯母にプライムステージ(重賞2勝)、いとこにスクリーンヒーロー(ジャパンC、アルゼンチン共和国杯)がいる。坂路とウッドチップコースで追い切りの本数を重ね、11月10日には古馬のオホーツク(現1000万下)を追走して併入と上々の動きを見せた。

「気のいいタイプで一生懸命に走る。乗り手が仕掛ければスッと反応するし、思っていた以上に動く。長めの距離が良さそうだし、あとは芝の実戦に行って切れる脚を使えるかどうかでしょう」と手塚貴久調教師。11月19日、東京の芝1800mを石川裕紀人騎手で予定している。




2016/11/08(Tue) 06:11 リオンディーズの全弟・グローブシアターがデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆グローブシアター(牡、父キングカメハメハ、母シーザリオ、栗東・角居勝彦厩舎)

 2013年菊花賞、2014年ジャパンCを制したエピファネイア(父シンボリクリスエス)、2015年朝日杯FSを制したリオンディーズ(父キングカメハメハ)といったG1ホースを兄に持つ良血馬。母や兄と同じく角居勝彦厩舎で管理されており、9月1日にゲート試験合格後に一旦放牧に出されて、10月13日にノーザンファームしがらきから戻っている。

 10月26日は芝馬場で追い切られて、5F68.9秒と遅い時計での併せ馬。馬場状態が悪い現状を考慮しても目立った動きではなかったが、レースでも騎乗予定の福永祐一騎手が跨った11月2日のCWでは、追いかけてくるエルビッシュと互角の手応えで動けていた。6F86.2秒と時計は遅く、ラストの反応が良く見えるのは当然だが、追い切るごとに見映えするようになっているのは確か。速い時計の追い切りがなく、中身に関してどの程度息が出来ているのか判断が難しいが、最終追い切りでどんな動きを見せてくるのか注目してみたい。デビュー戦は11月13日(日)京都芝1800mを予定している。

◆メイズオブオナー(牝、父ハーツクライ、母キャサリンオブアラゴン、栗東・藤原英昭厩舎)

 Galileo産駒の半姉グラナダは未勝利に終わっているが、いとこに2016年ドバイターフを勝ち、先日の天皇賞(秋)では2着だったリアルスティールがいる良血。10月13日にゲート試験に合格した後も順調に追い切りを消化している。

 その動きが目立ったのは、レースでも騎乗予定の武豊騎手が跨った11月2日のCWでの併せ馬。古馬1000万下のベルフィオーレを追走する内容だったが、追い出されるとしっかり伸びて大差の先着。6F83.8秒は内を回ったことを考慮すれば、ほぼ水準の時計だが、ラスト1F11.7秒は秀逸。10月26日の坂路でも4F54.6秒をマークしていることを考えると、出走態勢はほぼ整った感じ。デビュー戦は11月13日(日)京都芝1600m(牝)を予定している。

 なお、おじに2013年マイルCSを勝ったトーセンラーや2014年天皇賞(秋)を勝ったスピルバーグがいるトルネードアレイは11月13日(日)京都芝1800mを川田将雅騎手でデビューする予定となっている。

◆コパノピエール(牡、父ダイワメジャー、母ヒガシリンクス、栗東・宮徹厩舎)

 同厩舎で管理され、2014年高松宮記念を制したコパノリチャードは全兄。兄は秋開催の京都芝1400mで新馬勝ちを決めたが、弟も同じ京都芝1400m(11月12日)でデビュー勝ちを狙っている。

 10月26日にCWで追い切られた時には時計が遅く、併せ馬でも地味な動きだったが、追い切りを終えた時点で「やれば、坂路4F52秒くらいで動くのは分かっている馬。来週はジョッキーに跨ってもらう予定」と宮徹調教師。その言葉通り、11月2日の坂路ではレースでも騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、新馬に大きく先着。4F52.2秒をマークしている。この動きを見せられては兄と同じ結果を期待するのは当然だろう。

◆インハーフェイバー(牝、父ワークフォース、母シーズインクルーデッド、栗東・須貝尚介厩舎)

 半姉オリエンタルリリー(父ダイワメジャー)はダートで2勝(芝では1勝)、ハービンジャー産駒のヒーズインラブは芝で2勝を挙げており、きょうだいはいろんなタイプが出ている。本馬については「力強い走りをするワークフォース産駒ということもあって、ダート適性が高そう」と須貝尚介調教師。ということで、デビューは11月12日(土)京都ダート1800mが予定されている。

 11月3日はレースで騎乗予定の福永祐一騎手が跨って、CWでの3頭併せ。最内でゴール前は大外のステイオンザトップと併せて1馬身ほど遅れた。ただ、無理をしていなかったし、6F82.4秒なら十分な時計。追い切り本数も十分にこなしており、デビュー戦から注目してみたい。

 なお、半姉に2012年阪神JFを制したローブティサージュ(父ウォーエンブレム)がいるステイオンザトップは、11月13日(日)京都芝1800mをM・デムーロ騎手でデビューする予定。

【美浦】
◆フィネス(牝、父ディープインパクト、母ディアマンティナ、美浦・斎藤誠厩舎)

 いとこに重賞2勝(毎日王冠、エプソムC)、天皇賞・秋2着のダークシャドウがいる。5月生まれということもあり、じっくりと乗り込まれてきた。「いい瞬発力がありそうなタイプ。芝の軽い馬場が合いそう」と斎藤誠調教師。11月13日、東京の芝1400mを戸崎圭太騎手で予定している。

 同厩舎のスギノエンプレス(牝、父エンパイアメーカー、母スギノフォルモーザ)も好感触。いとこにヴァーミリアンなどの活躍馬がおり、「持久力がありそうだし、血統的にもダート路線で楽しみ」とのこと。11月12日、東京のダート1600mを石橋脩騎手で予定している。

◆ブランメジェール(牝、父Hansen、母Debit Or Credit、美浦・高木登厩舎)

 OBSの2歳スプリングセールに上場され、26万ドルで落札された。父はTapitの直仔。デビューから3戦無敗でBCジュヴェナイルを勝ち、米2歳牡馬チャンピオンに輝いた。配合的にはStorm Catの4×3のインブリードがあり、スピードとパワーを兼ね備えている。

「ちょっとテンションが高くなりやすいけど、走ることに対しては前向き。いいスピードがありそう」と高木登調教師。中間の追い切りに騎乗している大野拓弥騎手も「血統的にはダート向きなんでしょうけど、乗ってみると芝でも走れそうな感じです」と好感触だ。11月13日、東京の芝1400mを予定している。

◆レッドミラベル(牝、父ステイゴールド、母ダンスーズデトワール、美浦・尾関知人厩舎)

 2012年のアルゼンチン共和国杯を制したルルーシュの異父妹。当初は1週目のデビューも検討していたが、まだ良化の余地を残していたことから2週目にスライドしてきた。10月の中旬から時計を出し始め、ひと追い毎に反応が良くなってきている。

「今のところ、ステイゴールド産駒らしい気性的な難しさはないですね。普段は他の馬につられて集中力を欠いたりするようなところがあるけど、ゲート試験でも普通に出たし、速いところに行けば真面目に走ります。距離的には長めのところが良さそう」と尾関知人調教師。11月12日、東京の芝2000mをM・デムーロ騎手で予定している。

◆アルマクロア(牝、父バンブーエール、母シヤボナ、美浦・中舘英二厩舎)

 今春の高松宮記念を制したビッグアーサーの異父妹。配合的にはMr. Prospectorの3×3のインブリードを持ち、いいスピードがありそうだ。ゲート試験は春にパスしており、じっくりと成長を待ちながら進めてきた。先週の11月3日には坂路で4F53.3-39.3-25.5-12.4の時計をマーク。併せた僚馬を突き放し、1秒以上の先着と素軽い動きを見せている。

「気性的にもスピードタイプ。お兄ちゃんと同様、この馬も短い距離が合いそう」と中舘英二調教師。11月12日、福島の芝1200mを丸山元気騎手で予定している。




2016/10/31(Mon) 19:07 ジェンティルドンナの全妹・ベルダムがデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆ベルダム(牝、父ディープインパクト、母ドナブリーニ、栗東・石坂正厩舎)

 全姉に2012年京都牝馬Sなど重賞2勝を挙げたドナウブルーや牝馬三冠を達成し、古馬になってからもジャパンカップを連覇するなど素晴らしい成績を残したジェンティルドンナがいる。姉たちと同じく石坂正厩舎で管理されており、9月21日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩している。

 追い切り本数が少ない上、時計も10月26日の坂路が4F56.6秒と遅い。これだけを見てしまうと大丈夫なのだろうかと思ってしまうが、ジェンティルドンナも2歳、3歳春までは追い切りが目立たなかった馬。調教で予測ができるタイプではないだけに、11月5日(土)京都芝1400m(牝)のデビュー戦でどこまでやれるか注目したい。なお、鞍上は川田将雅騎手を予定している。

◆ダノンディスタンス(牡、父ルーラーシップ、母アゲヒバリ、栗東・佐々木晶三厩舎)

 半兄メドウラーク(父タニノギムレット)は500万下から4連勝。おじには2011年京都記念など重賞で5勝を挙げたトゥザグローリーがいる良血。本馬は夏前に栗東へ入厩し、ゲート試験に合格した後、一旦放牧に出された。

 秋になって帰厩してからはCWと坂路を併用して、山のように追い切り本数を積んでいるが、これがなかなか追わせる馬。10月13日、19日のCWでの併せ馬では最後の直線で遅れると思わせておいて、鞍上が追うと盛り返すように伸びてくる。「馬体は素晴らしいし、動きに関しても追うごとに良くなってきた」と佐々木晶三調教師。11月6日(日)京都芝2000mを和田竜二騎手でデビューする予定となっている。

◆アロマドゥルセ(牝、父ディープインパクト、母ジャッキーテースト、栗東・音無秀孝厩舎)

 全姉サトノフェアリーは芝で3勝を挙げており、ひとつ上のステイゴールド産駒の半姉レジェは東京芝2400mで未勝利勝ち。ダイワメジャー産駒の半姉グレイスフラワーは東京芝2400mの1600万下を勝っており、父問わず長距離で活躍する馬を輩出する母系。

 本馬については「目立って速い時計は出ていないけど、10月13日の坂路では古馬1000万下のタッチシタイを追走して先着したように、動きはまずまず。まずは牝馬限定戦と思うので、この距離から使い出してみます」ということで、11月5日(土)京都芝1400m(牝)でデビュー予定。ここでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみ。なお、鞍上は福永祐一騎手が予定されている。

◆ハクサンベル(牡、父ダイワメジャー、母オークヒルズ、栗東・西園正都厩舎)

 おばに芝1200mで4勝を挙げたカハラビスティー、おじに芝で1勝、ダートで3勝を挙げたゲイルバニヤンがいる血統。同厩舎で管理されたハーツクライ産駒の半姉ハクサンエルモはダート1200mで1勝を挙げている。

 本馬は9月29日に宇治田原優駿Sから栗東へ入厩。10月5日にゲート試験に合格しているが、その時のラップが1F目、2F目ともに12秒台。「入厩してすぐに合格したようにセンスもあるし、ダッシュ力もありますね」と西園正都調教師。10月27日のCWでは2歳新馬を相手に外を回って、6F83.5秒、1F12.7秒。大きく先着し、追ってから鋭い動きを見せている。デビュー戦は11月5日(土)京都ダート1400mを酒井学騎手で予定されている。

【美浦】
◆インペリアルフィズ(牡、父ジャングルポケット、母マンハッタンフィズ、美浦・小島太厩舎)

 全姉にアプリコットフィズ(クイーンC、クイーンS)、全兄にダービーフィズ(函館記念)がおり、異父兄のクレスコグランドも重賞(京都新聞杯)の勝ち馬。伯父にはGI3勝(菊花賞、有馬記念、天皇賞・春)のマンハッタンカフェがいる。6月にゲート試験をクリアしており、夏場は山元トレセンで調整。10月7日に再入厩した。先週の26日には坂路で4F54.0-38.9-25.1-12.4の時計を出している。

「毛色や外見的にはダービーフィズに似ている。気性的には繊細だけど、ゆったりとした走りをするし、いいバネがありそう」と小島太調教師。11月6日、東京の芝1800mをM・デムーロ騎手で予定している。

◆セイウンチャーム(牝、父Dominus、母Sea Bloom、美浦・手塚貴久厩舎)

 OBSのトレーニングセールで購買された米国産馬。父はSmart Strikeの直仔(米GII2勝)で現2歳世代が初年度産駒となる。10月27日にはウッドチップコースで追われ、年長馬を相手に力強い動きを見せた。

「デビュー前としては十分に動けている。まずはダートから使うけど、芝でも走れそうな感じ。どちらにしても気性的には短い距離が良さそうだし、初戦から動けると思う」と手塚貴久調教師。11月6日、東京のダート1300mを予定している。

◆ダイワキャグニー(牡、父キングカメハメハ、母トリプレックス、美浦・菊沢隆徳厩舎)

 2015年のセレクトセールに上場され、その取引価格は1億1340万円(税込)。現6歳(1600万下)の異父兄にプリンシパルS2着のミエノワンダーがいる。じっくりと成長を促しながら乗り込まれており、徐々に時計を詰めてきている。

「指示に反してガツンと行ってしまったり、まだ走り方を分かっていないような若さがある。もう少し気持ちの面がドシッとしてきてほしいですね。そういう現状でも心臓の良さや体力面は水準以上だし、だいぶ体つきも良くなってきた。本当に力をつけてくるのは先だと思うし、そのあたりも踏まえながら長い目で見ていきたいですね」と菊沢隆徳調教師。11月6日、東京の芝1800mを北村宏司騎手で予定している。

◆パルフェクォーツ(牡、父ダイワメジャー、母ピューリティー、美浦・古賀慎明厩舎)

 異父姉にオークス2着、フローラS3着のピュアブリーゼがいる。全姉のプリュムはダートで3勝した。10月27日にウッドチップコースで5Fから時計を出し、10月30日には坂路で4F51.6-37.2-24.4-12.4の好タイムをマークしている。

「ピュアブリーゼとはタイプが違い、父譲りの大きな馬格。メジャーの子だし、いずれは気が入ってくると思うけど、現状の動きや雰囲気を見る限り、ゆったりと走れる距離が良さそう」と古賀慎明調教師。11月6日、東京の芝1800mをC・ルメール騎手で予定している。




2016/10/24(Mon) 20:37 ダンスパートナーの最後の産駒・ベストダンスデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆アルアイン(牡、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、栗東・池江泰寿厩舎)

 母は現役時代に2010年BCフィリー&メアスプリントを優勝しており、キングカメハメハ産駒のゴールドエッセンスは芝2000mで3勝を挙げている。

 本馬は10月4日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩。10月19日のCWでは前方にアッシュゴールド、後方からトゥザクラウンが追いかけてくるという3頭併せ。トゥザクラウンが大きく遅れたため、最後はアルアインとアッシュゴールドの併せ馬だったが、仕掛けられての反応が少し遅く、遅れ気味でのゴール。相手が古馬ということを考えれば、決して悲観する内容ではないが、まだまだ良化の余地はありそう。10月29日(土)京都芝1600mをR.ムーア騎手でデビューする予定となっている。

◆スワーヴノートン(牡、父ルーラーシップ、母ツルマルハロー、栗東・須貝尚介厩舎)

 おばに2010年京王杯SCを制したサクラバクシンオー産駒のサンクスノート、ダート1800mで5勝を挙げたアフリート産駒のカシュカシュがいる血統。父は現2歳世代が初年度産駒だが、すでに新馬、芙蓉Sと連勝したキングズラッシュがオープン勝ちを決めている。

 夏場にゲート試験に合格し、その後は成長を促すために一旦放牧。9月30日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ帰厩。現在は坂路とCWを併用して、乗り込まれている。10月20日の追い切りはイモータルに追いかけられる併せ馬で遅れてしまったが、同じような位置にいた2歳馬とはほぼ互角。6F時計が82.7秒という数字を見れば、決して悪い内容ではない。デビュー戦は10月30日(日)東京芝1800mをM.デムーロ騎手で予定している。

◆ムイトオブリガード(牡、父ルーラーシップ、母ピサノグラフ、栗東・角田晃一厩舎)

 母系に2009年新潟2歳S、2010年関東オークスを勝ったシンメイフジがいる血統。同厩舎で管理されている半兄ジャズファンクは札幌芝1800mの新馬戦など芝で3勝を挙げている。

 本馬は7月1日にゲート試験に合格した後、夏場は成長を促す放牧。9月29日にノーザンファームしがらきから栗東へ戻ってきたが、10月16日までの追い切りではさほど目立った動きを見せていなかった。しかし10月19日のCWでは古馬500万下と併せて、6F82.9秒をマークしてきっちり先着。「あまり気持ちが前向きではなかったので、追い切りでは動いていませんでしたが、少し工夫したら、動くようになりましたね。これくらいは動ける馬だと思いますし、これがきっかけになれば」と角田晃一調教師。10月30日(日)京都芝1800mを浜中俊騎手でデビューする予定となっている。

◆ダノンケンリュウ(牡、父ディープインパクト、母レインデート、栗東・音無秀孝厩舎)

 2015年セレクトセール1歳にて、7600万円で落札されたディープインパクト産駒。9月14日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ入厩し、すぐにゲート試験に合格。その後は坂路で入念に追い切りを積み重ねているが、さほど目立った時計は出ていなかった。

 しかし、レースでも騎乗を予定している松若風馬騎手が跨った10月19日の坂路では古馬500万下に先行して先着。一杯に追う相手に対して、こちらは余裕十分。時計は4F54.4秒、1F12.9秒だった。「ようやく最後の1Fが13秒を切りました。追うごとに動けるようになってきましたし、来週はもっと良くなるのでは」と音無秀孝調教師。デビュー戦は10月30日(日)京都芝1800mを予定している。

【美浦】
◆スカイノーヴァ(牝、父ステイゴールド、母スカイディーバ、美浦・藤沢和雄厩舎)

 母は米国の2歳GI・フリゼットS(ダート8F)の勝ち馬。10月に入ってから時計を出し始め、坂路とウッドチップを併用して追い切りの本数を重ねてきた。

「まだ若さを見せたりして子供っぽいところがあるけど、だいぶ良くなってきた。動き自体は悪くないし、ちょうどいい感じに仕上がってきたと思う。いいところはありそうだよ」と藤沢和雄調教師。10月30日(日)、東京の芝1800mを戸崎圭太騎手で予定している。

 同じく藤沢和雄厩舎ではシンボリバーグ(牝、父ダイワメジャー、母スポークンファー)もスタンバイ。こちらは10月29日(土)、東京の芝1600mを予定している。

◆ニシノスマッシュ(牡、父キングカメハメハ、母キャッスルブラウン、美浦・田村康仁厩舎)

 2歳上の異父兄ニシノラッシュはオープン勝ち(クロッカスS)の他、新潟2歳S3着、京王杯2歳S3着など2歳戦から活躍した。いとこにも2歳重賞で活躍したデグラーティア(小倉2歳S)、ボールライトニング(京王杯2歳S)がおり、早い時期から走る一族だ。

「兄の3頭も預けてもらったけど、うち2頭が新馬勝ち。この血統は初戦から走るからね。440キロぐらいで男馬にしては大きくないほうだけど、いい感じに動けているし、乗り手も背中の良さを評価している。この馬も早い時期から楽しみ」と田村康仁調教師。10月29日(土)、東京の芝1600mを田辺裕信騎手で予定している。

◆バルデス(牡、父ハービンジャー、母ディアデラノビア、美浦・木村哲也厩舎)

 サンデーサイレンス産駒の母は重賞3勝(フローラS、京都牝馬S、愛知杯)の活躍馬。4歳上の異父姉ディアデラマドレも重賞3勝(府中牝馬S、マーメイドS、愛知杯)と活躍した。

「まだ気持ちが先走っちゃうようなところもあるけど、フットワークの質は高いです。現状では全体的にしっかりとしていないぶん、ちゃんとしたフォームを整えるまでに時間が必要なタイプ。もう少し前後のバランスが良くなってくれば沈み込むような走りになってくると思います。フレーム自体は大きいし、これから中身が伴ってくれば馬体も成長してくるはず。素質があることは間違いないと思うし、じっくりと育てていきたいですね」と木村哲也調教師。10月30日(日)、東京の芝1800mをC.ルメール騎手で予定している。

◆ベストダンス(牡、父ワークフォース、母ダンスパートナー、美浦・戸田博文厩舎)

 今年の千葉サラブレッドセールに上場され、3700万円で落札された。サンデーサイレンス産駒の母はGI2勝(オークス、エリザベス女王杯)の名牝。10月14日に死亡しており、この馬がラストクロップになる。ゲート試験に合格後は牧場で成長を促し、秋に備えてきた。

「だいぶ馬体に幅が出た感じ。ひと夏を越して馬が変わってきた。素直で手が掛からないタイプだし、走らせれば前向きさもある。芝に入れたときの感触も悪くない。馬っぷりがいいし、血統的にも奥がありそう」と戸田博文調教師。10月29日(土)、東京の芝1600mを武豊騎手で予定している。




2016/10/18(Tue) 05:15 トゥザクラウンがデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆トゥザクラウン(牡、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー、栗東・池江泰寿厩舎)
 全兄に2011年京都記念など重賞5勝を挙げたトゥザグローリーや2014年弥生賞を制し、2014年皐月賞、2014年有馬記念では2着しているトゥザワールドなどがいる血統。10月16日現在のPOGダービーでは指名馬ランキング1位の人気を集めている。

 9月28日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩しており、坂路とCWを併用しての仕上げ。気になるのは、中間の併せ馬ではあまり動けていないこと。相手が新馬であっても遅れることが多く、追走しても先行してもその傾向がある。順調に追い切ることができている点は評価できるが、現状の動きでレースに行って、どこまで動けるのかといったところ。10月23日(日)京都芝2000mをC.ルメール騎手で予定している。

◆ベストアプローチ(牡、父New Approach、母Sant Elena、栗東・藤原英昭厩舎)
 日本で競走した父産駒は阪神ダート1800mで新馬勝ちしたアプローチング。父の父は今年の凱旋門賞で1着から3着までを独占したGalileo。

 本馬は9月23日のゲート試験に合格。この中間は坂路とCWの併用調教で時計を出しているが、動きが目立ったのは10月14日のCW。先行したルペールノエルを追走する形だったが、鞍上の川田将雅騎手(レースでも騎乗予定)が追い出すと、瞬時に反応して相手を突き放す動き。時計は5F68.1〜4F52.5〜3F38.2〜1F11.5秒と終いが抜群の伸び。これだけ動くことができれば、新馬は楽に勝ち負けの水準だろう。デビュー戦は10月23日(日)京都芝2000mを予定している。

◆ホープフルスター(牡、父ゼンノロブロイ、母ストラテジー、栗東・中竹和也厩舎)
 全兄ジャストドゥイングは2歳時に未勝利、芙蓉Sと芝1800mで連勝したが、京都芝1200mの葵Sを勝って以降はスプリント路線で活躍している。

 本馬は春先に栗東へ入厩し、デビュー直前のところまで追い切りが進んでいたが、怪我があり、一旦放牧へ。帰厩してからは順調で、その1本目となるDPの追い切りでは追いかけた新馬に馬なりで楽に同入する動きを見せている。「馬体は兄ほどムキムキではないので、距離は融通が利きそう」と中竹和也調教師。デビュー戦は10月23日(日)東京芝1400mを石橋脩騎手で予定している。

◆アンデスクイーン(牝、父タートルボウル、母レイナカスターニャ、栗東・西園正都厩舎)
 おばにジェンティルドンナが勝った2012年秋華賞で3着したアロマティコがいる血統。父産駒には函館芝1800mで新馬勝ちしたトリオンフや阪神ダート1400mの未勝利戦を勝ち上がり、先週のプラタナス賞で2着したラバピエスなどいろんなタイプがいる。

 本馬は9月16日にノーザンファーム天栄から栗東へ入厩。1週間後にゲート試験に合格し、その後はCWと坂路で追い切られている。「ゲートもスムーズでしたし、ここまで至って順調。目立った時計は出ていませんが、CWでは終いしっかりした動き。ゲートも速いので、初戦から楽しみにしています」と西園正都調教師。10月23日(日)京都芝1400m(牝)を蛯名正義騎手でデビューする予定となっている。

【美浦】
◆アルミレーナ(牝、父ディープインパクト、母ナイトマジック、美浦・国枝栄厩舎)

 ドイツ産の母はGI2勝(バーデン大賞典、独オークス)を含む重賞5勝の名牝。1歳上の全兄にフォイヤーヴェルク(現1勝)がいる。札幌競馬場でゲート試験を受け、その後はノーザンファーム天栄で調整。再入厩後も順調に乗り込まれており、先週の13日には蛯名正義騎手が感触を確かめた。

「そんなに大きくないけど、ディープインパクト産駒の牝馬らしく軽い走りをするタイプ。気持ちの面にも落ち着きがあるし、芝なら切れそうな雰囲気がある。血統的にも楽しみ」と国枝栄調教師。10月22日、東京の芝1600m(牝馬)を蛯名正義騎手で予定している。

◆ベストベット(牝、父キングズベスト、母ブロードストリート、美浦・手塚貴久厩舎)

 母はローズSの勝ち馬。その他、秋華賞2着、愛知杯2着(2回)、マーメイドS2着の実績を残した。それほど目立った時計は出ていないが、「気持ちには前向きさがあるし、乗り手は背中の良さを評価している。追い切りの動きを見ると一本調子な感じで追ってからがどうかというところ。まずは1600mから使ってみるけど、もう少し延ばしていけそう」と手塚貴久調教師。10月22日、東京の芝1600m(牝馬)を戸崎圭太騎手で予定している。

◆ラボーナ(牡、父ルーラーシップ、母ハッピーパス、美浦・藤沢和雄厩舎)

 サンデーサイレンス産駒の母は京都牝馬Sの勝ち馬。伯母にシンコウラブリイ(マイルCSなど重賞6勝)、異父兄にコディーノ(重賞2勝、皐月賞3着)、異父姉にチェッキーノ(フローラS、オークス2着)がいる。ゲート試験に合格後はノーザンファーム早来で乗り込み、9月16日に再入厩。坂路とウッドチップコースを併用し、順調に追い切りの本数を重ねてきた。

「まだ遊びながら走っているような感じだけど、叱りつけながら乗っている。ひと夏を越して一段と大きくなり、馬体重は540キロぐらい。種馬が変わったぶん、コディーノあたりとはタイプが違う。まだ大きな体を持て余しているようなところがあるけど、ちょうどいい感じに仕上がると思う」と藤沢和雄調教師。10月22日、東京の芝2000mをC.ルメール騎手で予定している。

◆レッドルチア(牝、父ディープインパクト、母サセッティ、美浦・鹿戸雄一厩舎)

 母の産駒はコンスタントに走っており、全兄にレッドセインツ(新潟2歳S3着)、異父姉にレッドセシリア(阪神JF3着)がいる。芝、坂路、ウッドチップと様々なコースで追い切りを重ねており、小柄な牝馬らしく仕上がりは順調だ。「体つきはコンパクトだけど、馬に柔らかみがある。性格も素直で真面目に走るし、初戦から動けそう」と鹿戸雄一調教師。10月22日、東京の芝1600m(牝馬)をM.デムーロ騎手で予定している。




2016/10/11(Tue) 07:41 キングカメハメハ×ブエナビスタのコロナシオンがナリティー  

【栗東】
◆レッドオルガ(牝、父ディープインパクト、母エリモピクシー、栗東・藤原英昭厩舎)
 2011年スワンSを勝ったリディル(父アグネスタキオン)を筆頭に、クラレント(父ダンスインザダーク)、レッドアリオン(父アグネスタキオン)、サトノルパン(父ディープインパクト)といった兄たちはみな重賞を勝っている。そして、全姉レッドアヴァンセは今週の秋華賞出走を予定している。

 本馬は札幌競馬場でゲート試験に合格した後、一旦牧場に戻って、9月13日にノーザンファームしがらきから栗東へ入厩。坂路とCWを併用して順調に仕上げられており、10月5日はレースでも騎乗が予定されている武豊騎手が跨って、ファントムライトとの併せ馬。3コーナーから入場しての追い切りだったので、5F時計は68.9秒と遅いが、4F52.7〜3F38.7〜1F12.0秒とゴールに向かって徐々に加速するラップは優秀。オープン馬相手に追走して追いついたという点も評価できる。まずはデビュー予定の10月16日(日)京都芝1800mでどのような走りを見せてくれるか楽しみ。

◆コロナシオン(牡、父キングカメハメハ、母ブエナビスタ、栗東・池添学厩舎)
内がコロナシオン
 母は2011年ジャパンカップをはじめ、G1で6勝を挙げた女傑。現役時代の母はファンも多かった馬だけに、その初仔もnetkeiba.comのPOGダービーでも10月9日時点で指名馬ランキングで7位とデビュー前から人気を集めている。

 本馬は札幌競馬場でゲート試験に合格した後、一旦牧場に戻って、9月6日にノーザンファームしがらきから栗東へ帰厩。9月29日はDPで3頭併せ、10月5日はCWで3頭併せと毎週のようにプレッシャーのかかる追い切りを消化しているが、特筆するほどの動きを見せているわけではない。10月5日もC.ルメール騎手が手綱を動かしても、伸びがひと息だっただけに、このあたりをどう評価するか。乗り込み本数は十分なだけに、実戦で変わるタイプという可能性もあるだろう。10月16日(日)京都芝1800mでデビューする予定となっている。

◆エヴェット(牝、父ステイゴールド、母アジアンミーティア、栗東・中竹和也厩舎)
 半兄は同厩舎で管理されており、2015年新潟大賞典を勝ったダコール(父ディープインパクト)。兄との比較について、中竹和也調教師に聞いてみると「牝馬ですし、父も違うこともあって、体型やタイプは違いますね」とのこと。

 10月5日の坂路ではヴィアデラモーレに追いつくことができず、かなり遅れてしまったが、9月29日のDPでは追走した併せ馬にきっちり先着。現状では軽い走りができる馬場が適当ではないだろうか。10月16日(日)新潟芝1400m(牝)を太宰啓介騎手でデビューする予定。

 なお、ヴィアデラモーレは10月15日(土)東京ダート1400mを福永祐一騎手でデビューする予定となっている。

◆ジェニシス(牡、父Mineshaft、母パレスルーマー、栗東・友道康夫厩舎)
 半兄に2013年ベルモントSを優勝したPalace Malice(父Curlin)がいる良血で、2015年セレクトセール1歳にて、8000万円(税抜)で落札されている。本馬については「函館競馬場に入厩して1週間でゲート試験合格。血統的背景からダートの大きいところを狙えるような馬。動きもしっかりしていて、走ってくる馬だと思います」と友道康夫調教師の期待も大きい。

 9月8日にノーザンファーム天栄から栗東へ入厩。9月29日にエトランドル、10月6日にドコフクカゼといった古馬と併せ馬をしても互角の動き。坂路でもやれば時計が出そうな動きを見せており、予定されている10月15日(土)京都ダート1800mでのパフォーマンスに注目したい。なお、鞍上は岩田康誠騎手が予定されている。

【美浦】
◆シーソルティキッス(牝、父キングカメハメハ、母ソルティビッド、美浦・奥村武厩舎)
 GI5勝の名牝アパパネの全妹。先週の10月6日には北村宏司騎手を背に坂路で追い切られ、4F51.5-37.5-24.8-12.6の好タイムをマークしている。古馬のウエスタンメルシーと併入しており、ひと追い毎に態勢が整ってきた。

「ちょっとテンションが高くなりやすいけど、そこに気をつけて進めてきました。420キロぐらいの小柄な牝馬でキビキビとしているし、すごく運動神経が良さそう。この血統だし、いいものを持っていることは確かだと思います」と奥村武調教師。10月16日(日)、東京の芝1400mを北村宏司騎手で予定している。

◆ストロボスコープ(牡、父Smart Strike、母Glimmering、美浦・藤沢和雄厩舎)
 藤沢和雄厩舎とダーレージャパンの初タッグとして注目の1頭。全姉に米GIIサンズポイントS2着のWave Theory、近親に仏英愛でGI3勝のOratorio、中京記念2着のセイントリファールがいる。坂路とコースを併用して入念に乗り込まれており、先週の10月6日には本場馬で芝の走りを確認。時計こそ目立たないが、古馬を追走して併入と動き自体は悪くない。

「まだ子供っぽさがあるけど、だいぶ良くなってきた。スマートストライクの子で母系にサドラーズウェルズ(母の父)の血が入っているし、血統的には面白い。距離には融通が利きそうな感じだし、稽古の動きを見る限り、芝の走りも悪くなさそう」と藤沢和雄調教師。10月16日(日)、東京の芝1800mを北村宏司騎手で予定している。

◆ダノンイーグル(牡、父ダイワメジャー、母ココナッツパルム、美浦・久保田貴士厩舎)
 伯父にココナッツパンチ(弥生賞2着、目黒記念2着)、いとこにザラストロ(新潟2歳S1着)がいる。9月中旬から時計を出し始め、先週の10月6日にはウッドチップコースで長めから追い切られた。古馬との併せ馬でビシッと乗り込まれており、父譲りの力強さを感じさせる。

「しっかりとしているし、いいスピードがありそう」とのこと。10月15日(土)、東京の芝1600mを横山典弘騎手で予定している。

◆ネームユアポイズン(牡、父ハーツクライ、母リップスポイズン、美浦・国枝栄厩舎)
 母は独1000ギニーの勝ち馬。10月2日には秋華賞に出走予定のフロンテアクイーンと併せ、6日にも戸崎圭太を背にウッドチップコースで長めから追い切られた。ひと追い毎に時計を詰めており、仕上がりは順調だ。

「ひと追い毎に良くなってきたし、素軽くて切れそうな感じ。いいところがありそうだし、走ってくると思う」と国枝栄調教師。10月15日(土)、東京の芝1600mを予定している。




2016/10/07(Fri) 19:06 サトノダイヤモンドの半妹がデビュー!ナリティー  

【栗東】
◆リナーテ(牝、父ステイゴールド、母マルペンサ、栗東・須貝尚介厩舎)
 半兄は先週の神戸新聞杯を勝ち、きさらぎ賞を含めて重賞2勝を挙げているサトノダイヤモンド(父ディープインパクト)。POG取材時には兄が重賞を勝っていたこともあり、やや慎重なコメントをしていた須貝尚介調教師だったが、ここにきてトーンは上昇している。

 須貝厩舎のステイゴールド産駒といえば、ゴールドシップとレッドリヴェールがG1を制しているが「雰囲気はレッドリヴェールにそっくり。馬体は華奢だったリヴェールよりもひと回りふた回りは大きいかな」と同師。調教後に坂路上の運動場で乗っていても堂々とした仕草が印象的。追い切りは9月22日に坂路4F53.1秒をマークし、9月29日の芝コースでの3頭併せでは古馬を追走して先着するという素晴らしい動きを見せている。デビューが予定されている10月10日(月)京都芝1600m(牝)でどのような走りを見せてくれるか楽しみ。

◆タイセイスターリー(牡、父マンハッタンカフェ、母スターアイル、栗東・矢作芳人厩舎)
 半兄ミッキーアイル(父ディープインパクト)は未勝利から5連勝でNHKマイルCを制し、古馬になってからも2016年阪急杯を制している。本馬は2015年セレクトセール1歳にて、8800万円(税抜)で落札されている。

 ゲート試験は9月9日に合格しているが、この時の2F目のラップが圧巻。締まったダート、体重の軽い坂井瑠星騎手が跨っていたとはいえ、11.4秒は特筆もの。そして、9月14日の坂路では古馬と併せて4F51.2秒をマーク。こちらも新馬としてはトップレベルの数字だろう。ちなみに、現在は4F50秒を切るような時計もマークする兄だが、さすがにデビュー前はここまでの時計を出していなかった。10月8日(土)京都芝1400mを川田将雅騎手でデビューする予定となっているが、まずは兄が果たせなかった新馬勝ちを決めたいところ。

◆ブレイヴバローズ(牡、父マンハッタンカフェ、母ネガノ、栗東・角田晃一厩舎)
 半兄ダッシャーゴーゴー(父サクラバクシンオー)は2010年セントウルSなどスプリント重賞で3勝を挙げている。デビュー戦は10月8日(土)京都芝1400mを和田竜二騎手で予定しているが、これは前記タイセイスターリーと同じ。短距離重賞で活躍した兄がいて、同じマンハッタンカフェ産駒という意味では興味深い対決となりそう。

 本馬は8月31日に吉澤ステーブルWESTから栗東へ入厩すると、1週間でゲート試験に合格。9月22日には坂路でジョッキーが跨り、古馬500万下を追走する併せ馬だったが、一杯に追われて先着。その時計は4F52.6秒と速く、新馬としての水準を楽に上回っている。9月29日のCWでは併せ馬を追走して遅れているが、相手がすでに勝ち上がっている2歳馬アダムバローズだったので仕方ない。むしろ、6F83.1秒、1F12.0秒という時計を評価したいところ。

◆シャンティローザ(牝、父ダノンシャンティ、母エポカローザ、栗東・松永幹夫厩舎)
 2014年セレクトセール当歳にて、1000万円(税抜)で落札されている。本馬について「9月14日の坂路では時計は4F56.6秒と遅かったけど、引っ張り切りの手応えで駆け上がってきました。これは初戦から動けそうですね」と松永幹夫調教師も手応えを掴んでいる。

 そして、これまでは同じ新馬での併せ馬だったが、こちらが動きすぎるので、9月28日の坂路追い切りでは古馬500万下と併せ。レースでも騎乗予定のM.デムーロ騎手が跨っていたが、4馬身ほど追走して、楽に2馬身ちょっと先着。しかも手応えが馬なりということもあって、陣営が求める以上の動きを見せているといった感じ。デビュー戦は10月8日(土)東京芝1600m(牝)が予定されている。

【美浦】
◆バスカヴィル(牡、父Bernardini、母Divalarious、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)

 8月20日に入厩し、翌週の26日には早々とゲート試験をパス。9月1から時計を出し始め、東京開幕週のデビューを目標に調教のピッチを上げてきた。ここ2週は蛯名正義騎手が跨がり、ウッドチップ(21日)とダート(28日)で5F追いを消化。いずれもラスト1F12秒台前半をマークしており、しまいの反応は上々だ。

「血統的にもダート向きだろうけど、いい走りをする。やり出してからも順調だし、ひと追い毎に素軽さが出てきた」と二ノ宮敬宇調教師。10月9日(日)、東京のダート1600mを蛯名騎手で予定している。

◆キタサンメジャー(牝、父ダイワメジャー、母ビッグテンビー、美浦・奥村武厩舎)

 異父兄に2009年の高松宮記念、スプリンターズSを制したローレルゲレイロがいる。9月28日にはウッドチップコースで初めて5Fから時計を出し、サウジアラビアロイヤルCに出走予定のバリンジャー、古馬1000万下のプリサイスエースと併入。しっかりと負荷をかけられた。

「いかにもダイワメジャー産駒という感じだし、すごく元気がいいですね。気性的にカッとなりやすいところがあるけど、そういう意味では初戦向き。スピードタイプの血統だけど、マイルまではこなしてくれると思います」と奥村武調教師。10月8日(土)、東京の芝1600m(牝馬)を北村宏司騎手で予定している。

◆ミッキークロス(牝、父ハーツクライ、母ライジングクロス、美浦・国枝栄厩舎)

 2014年のセレクトセールに上場され、4000万円で落札された。異父姉にアースライズ(フラワーC2着、オークス4着、愛知杯3着)がいる。9月2日にゲート試験をパス。目立つ時計こそ出していないが、ここまで順調に追い切りの本数を重ねてきた。

「気持ちに前向きさがあるし、動きもキビキビとしていて素軽い。そんなに大きくないけど、走ってきそうな雰囲気はある」と国枝栄調教師。10月8日(土)、東京の芝1600m(牝馬)を横山典弘騎手で予定している。

◆レイデオロ(牡、父キングカメハメハ、母ラドラーダ、美浦・藤沢和雄厩舎)

 1歳上の異父兄に現3勝のティソーナがおり、ディープインパクトの近親に当たる。ゲート試験に合格後はノーザンファーム天栄で体力強化に努め、秋の東京デビューを目標に再入厩。9月22日にはウッドチップコースで古馬のロサギガンティア(今週の毎日王冠に出走予定)と併入。28日にも坂路で古馬のレッドラジェルと併せるなど時計以上に中身の濃い調教メニューをこなしている。

「馴染みの血統になるけど、上のティソーナに共通するのは走ることに対して前向きなところ。稽古でも集中して走っているし、古馬と遜色ない手応えで回ってこられますからね。いい馬だし、持っている能力は高いと思います」と津曲調教助手。10月9日(日)、東京の芝2000mをC.ルメール騎手で予定している。




1件〜8件(全8件)
←前10件/次10件→  1
<RSS>


無料レンタル掲示板・日記・ブログ Progoo